ブログ記事を書くに当たって、まず考えるのが「何を書くのか」ということ。そのとき、やってしまいがちなのが、自分の体験を自分視点で書いてしまうことです。
たとえば、江ノ島に行ったことを記事にしようと思ったら、
・行くまでの道中の様子
・行った先のレビュー
などについて書くことになると思うのですが、それだと単なる感想ですよね。読者からしたら、そんな個人体験を読まされてもまったくつまらない。
伝えたいメッセージを起点にする
人気ブロガーのちきりんさんが、ブログを書くときのヒントを与えてくれています。
テーマ起点でブログを書く場合は、たとえば本の感想なら「この本の書評を書こう」となりますが、メッセージ起点だと、「その本を読んだ上で、ブログ読者に伝えたいと感じたメッセージ」が起点となります。(続)
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2017年5月4日
江ノ島に行ったときのことを記事にしようと思ったら、「江ノ島に行ってきました」ではなく、そこで体験/感じたことの中で、他の人に伝えたいメッセージを中心に据えることが重要になります。
つまり江ノ島で体験したことを分割して、その中でブログで伝えたいことに脚光を当てるということです。
たとえば、「島内で食べた食事がおいしかった」、「島内は高低差があって歩くのが大変だった」、「景色が綺麗」など、1つのことに焦点を当てた方が、読者への訴求力も高くなります。
ぼくもブログを書く際は、いろんなメッセージを詰め込みすぎることがあります。そうすると、何ついて書いたのか曖昧になって、読者の心に響かないんですよね。
だから最近では、記事を書く前に「誰に何を伝えたいのか」を明確にするよう心掛けています。できれば、1つの記事にメッセージは1つの方が伝わりやすいですよね。
皆さんも、何を書いたらいいのか迷ったら、「誰に何を伝えたいのか」を最初に思い浮かべると、書きやすくなると思いますよ。