ある日、メインで使っているクレジットカードの運営会社から連絡がありました。
「不正利用の疑いがあるのでクレジットカードの利用を停止しました」
そのときは「えっ」という感じ。
カードが不正利用された!
担当者の方から、具体的なカード支払いについての説明があり、「この利用についての身に覚えがありますか」という問い合わせがありましたが、まったく身に覚えがありません。そのように回答すると、「わかりました」とのこと。
同様の支払いが複数あり、どうやら海外からの利用だそうです。
カード会社で把握していた、従来のぼくの支払い方と大きく異なるため、カード会社の方で「おかしいぞ」というフラグが立ったみたいですね。
ぼくは関与していないということで、なんとか不正利用分の支払いは免除してもらえることになりました。とりあえず「ほっ」としました。
以前、他のカード会社ですが、それまでは公共料金の支払いのみにカードを使っていたのを、あるときからPCや商品の支払いにバンバン使うようになったところ、カードが利用できなくなったことがあります。
慌ててカード会社に連絡したところ、やはり「従来の支払いと異なるので、カードの不正利用の疑いありということでカードの利用を一時停止しました」と言われました。そのときは、なんだ面倒だな、と思ったのですが、こうして実際に不正利用されると、こうしたカード会社の措置は非常にありがたく感じましたね。
これまでのカード番号では再び不正利用される恐れがあるので、新しい番号のカードを再発行することになりました。口座引替に利用していたカードなので、カード番号変更の手続きを取る必要がありましたが、まあ仕方ないですね。
しかし、どこでカード番号が漏れたんだろう。カードは紛失していないし。スキミングされた、Webサイトに登録してあるカード情報が漏れた、などが原因として考えられるのですが、結局はわからずじまい。
ちょっと気持悪いですが、とにかく不正利用分の支払いは免除されて良かったです。
カード不正利用の対策をしておこう
こういう事態が発生すると「やっぱりカードは怖い」と思うかもしれませんが、カードで支払うのは便利だし、ポイントも貯まるし、利便性が高いので、この事態を受けてカードの利用を止めることはまったく考えていません。
実際に不正利用された場合でも、今回のようにあきらかに従来の支払いと違う場合には支払いが免除されるわけですし。まあ、登録を変更する手間はかかりますが、カードの利便性の高さと比べた場合、ぼくの場合は、カードを使う方を選びます。
とはいえ、ある程度の自己防衛策はとっておく必要があります。
・カードの利用明細は必ず確認する
覚えのない支払いがあった場合にはすぐにカード会社に連絡した方がいいですね。なるべく引落前に連絡する方がいいと思います。
・店頭でカードで支払う際には目の前で処理してもらう
店の裏に持って行ったりする場合にはスキミングされる可能性があります
・Webでカード支払いする場合には、そのサイトの運営元が信頼できるかどうか確認する
もちろんこれだけで万全になるわけではありませんが、これぐらいの対策はとって自己防衛しておきたいところですね。