これまで我が家ではコード付きの普通の掃除機を使っていたのですが、使い始めて5年以上が経過し、上手く吸引できないケースも出てきました。
そこで新しい掃除機を購入することにしたのですが、気づいたときにサッと掃除したいと思い、使いたいときにすぐに持ち出せるコードレスクリーナーを購入することにしました。
→参考:コードレスクリーナーを購入したのでコードレスクリーナーのメリット/デメリットをまとめてみました
購入したのは日立コードレススティッククリーナー PV-BD700 N。
他にダイソンのコードレスクリーナーも検討し、家電量販店で実際に試してみたのですが、この日立のクリーナーは自立することができるんですよね。ダイソンは自立せず、掃除するときもちょっと重たい感じがしたので、こちらのクリーナを購入することにしました。
日立コードレスクリーナーPV-BD700 Nのレビュー
リビングに置いても違和感のないデザイン
充電スタンドが付属しており、使わない時はスタンドに掛けておくことができます。デザインが落ち着いた感じなので、リビングの片隅に置いておいてもまったく違和感がないですね。周りに溶け込んでくれます。なので、取り出しやすいところに置いておくことができます。
使いたいときにサッと使えるのは便利
取り出しやすいところに置いておけるので、ゴミが目に付いたとき、さっと取り出して掃除することが可能。コードレスなので、いちいち電源コードをコンセントに差し込む必要がありません。
これが思っていた以上に快適です。従来のコード付きの掃除機であれば、いちいち奥の部屋にある掃除機を持ってきて、コードを引き出し、コンセントに繋ぐ、という手間がかかっていたので、ちょっとしたゴミであれば、「面倒だからいいか」となってしまっていました。
ところが、コードレスにすることで、すぐにゴミを取り除けるようになったので、掃除の回数も増え、いつも部屋を綺麗な状態に保てるようになりました。いつも部屋が綺麗なので、すごく気持いいし、「掃除しなきゃ」というストレスも抑えられます。
吸引力が強い
コードレスクリーナーの欠点として吸引力の弱さが挙げられますが、このPV-BD700 Nは結構吸引力が強め。強と標準の切替が可能ですが、強だとがんがん吸い込んでくれます。これまで吸引力が弱いと感じたケースはないですね。
妻も特に吸引力について弱く感じることはないと言っています。
あと自走スマートヘッドを採用しているので、あまり力を入れなくても軽く動かすだけで掃除できます。
自立できる
前述したように、このクリーナーは自立できます。なので掃除中、ちょっと片付けをしたいときも、どこかに立てかけることなく、自立させることができるので手間がかかりません。
ただし、きちんと立てた状態にしないと倒れてしまうことがあるので、慣れが必要だと思います。
LEDランプを搭載している
吸い込み口の前方にLEDを搭載しています。これがなかなか便利なんですよ。暗い所で掃除すると、ランプのおかげでホコリや汚れがよく目立つので、より綺麗に掃除できます。妻も、「このLEDランプ、便利だね」と満足そう。
スタンドに掛けるだけで充電可能
利用し終わった後は、スタンドに掛けるだけで充電が開始されます。いちいちケーブルをつないだりしなくてもいいのですごく楽チンです。
ゴミをワンタッチで捨てられる
PV-BD700 Nでは紙パックは不要。ゴミが溜まったら、ダストケース部分を本体から取り出し、留め金を外してゴミを捨てることができます。取り外しはすごく簡単。ケースは透明なのでどのくらいゴミが溜まっているのかをすぐに把握できます。
紙パックがいらないというのはすごく経済的でいいですね。以前利用していた掃除機は紙パックが必要で、メーカー純正のものは結構いい値段がしました。紙パックなしなので、余計なコストがかからないし、ダストケース部分はまるごと水洗いすることもできるので清潔に保つこともできます。
持ち上げるにはちょっと重い
コードレスクリーナーなので、重量は重め。自走ヘッド採用なので、普通に掃除しているときはそれほど重さは感じませんが、ちょっと持ち上げようとしたときはやはり重さを感じますね。
なので床を掃除するときは問題ないのですが、ちょっと持ち上げて家具の裏を掃除したいときや、一段上がっているところを掃除したいときなんかには、ちょっと面倒さを感じます。
吸い込む部分が大きいので入らないところが出てくる
ヘッド部分が結構大きめです。幅もあるし、高さもあるし、とういことで、従来の掃除機では掃除できた部分でも、このクリーナーだと掃除できない箇所が出てきてしまいます。そういうい場合は、ヘッドを取り外して掃除できるのですが、取り外しが面倒なので、ちょっとストレスが溜まってしまいます。
なので、狭いところのホコリを取るためのモップを別途購入して、使い分けるようにしています。
駆動時間はそれほど長くない
連続使用時間は、「強」だと約8分、「標準」だと約30分です。我が家は3LDKのマンションなので、ざっと掃除する際には、それほどバッテリ駆動時間は気になりません。通常の掃除の際には「強」のまま済ますことができます。
ただし、もっと広い家、たとえばマンションではなく2階建ての一軒家などの場合には、このコードレスクリーナーだけで掃除を済ますのはちょっと厳しいでしょうね。普段軽く掃除するときはコードレス、しっかり掃除するときはコード付きの掃除機、というふうに使い分けする必要があると思います。
あと大掃除したいときなんかも、掃除の途中でバッテリが切れてしまうかもしれません。こまめに充電するとか、なるべく「標準」で掃除するとかの配慮が必要でしょうね。
充電にかかる時間は約3.5時間です。
すごく満足している
いろいろ見てきましたが、PV-BD700 Nを使ってみて、満足度は非常に高いですね。
やはり、いつでも気づいたときにサッと持ち出して掃除できるというのは本当に快適。いつも綺麗な状態にしておくことができるので気分がいいんですよね。
重い、バッテリ駆動時間が短い、などのデメリットもありますが、気軽に掃除したい、いつも綺麗にしておきたい、というニーズが強いのなら、買ってみて損はないと思いますよ。
我が家の場合、買ってみて大正解でした。妻もうれしそうにこまめに掃除しています。