デスクトップPCを使っていて、内部の掃除をしたことがない、という人は結構いるんじゃないでしょうか。
あんまり気にしない人が多いのですが、知らないうちにPC内にホコリが溜まっていることがあります。なぜかというと、PCはその構造上、外から吸気して内部のパーツを冷やし、熱くなった空気を外に排出する必要があるのですが、吸気する過程で、どうしてもホコリが溜まってしまうのです。
特にPCが床の上に置いてあったりする場合にはホコリが溜まりやすいですね。
マシンの性能低下やトラブル発生の可能性が高くなる
そのまま放置しておくと、ボディ内部の温度が高くなり、
・マシンの性能が低下する
・ファンの回転音が高くなり、音がうるさくなる
・パーツが熱くなりすぎて、不具合が出る
などの症状が発生することがあります。
なので面倒かもしれませんが、定期的にボディを開けて内部のホコリを取り除く必要があります。
なお、ボディ内部の掃除については、誤った方法で行うといろんな問題が発生する可能性があるため、自己責任でお願いします。
エアダスターを利用する
ホコリを取り除くには、エアダスターを利用します。間違っても、掃除機は使用しないでくださいね。吸気力が強すぎて、内部パーツを壊してしまう恐れがあります。
エアダスターを使って、噴射でホコリを吹き飛ばす形になります。
エアダスターは3本で1000円ぐらいで購入可能です。逆さにしても利用できるタイプの方がいろんな角度で利用できるので、利便性は高いですね。
エアーを吐き出すとき、結構大きな音がします。
PC内のホコリを取る方法
まず電源ケーブルをコンセントから抜いた後、ボディを開けます。そして、必ず鉄の部分に手を触れて静電気を逃がすようにしてください。
主にホコリが溜まるのは次の部分
・背面部のファン
・CPU冷却ファン
・前面部のファン
・グラフィックボードを搭載している場合はグラフィックボードのファン
グラフィックボードは一度スロットから外した方が掃除しやすいと思います。前面部は、前面部のカバーを取り外せるタイプであれば、取り外してからの方が掃除しやすいです。
内部のパーツやケーブルを傷つけないよう注意してください。
マシンが早くなり、音も小さくなった
ぼくもこの4つのファンの掃除を実施しました。
すると、マシンの処理速度が速くなったほか、ファンの回転音が小さくなりました。ホコリを取り除くだけですごく大きな効果が出ます。
暑くなる夏には、熱による問題が発生しがちなので、夏の前に必ずマシン内のホコリを取り除くことをオススメします。